先週末は、旭堂楽器店の合同発表会、お疲れさまでした!
久しぶりのホールは、昨年改装されてとても綺麗になっていて、なんとピアノはベヒシュタインでしたね!
それぞれ小さなアクシデントはあったかもしれませんが、本番を想定しながら綿密な準備をしてきたことと、持ち前の精神力で、日頃の練習の成果を発揮されたことと思います。
発表会は、日頃の練習の成果を試す大切な場ですが、本番の出来不出来だけでなく、それまでの一つ一つの過程を大切にし、次へのステップへどう繋げるかを振り返ることが、今後の成長に大きく関わってきます。
どの曲が自分に合っていたのか、練習は順調に進んだか、演奏を通して何を学べたか
逆に、改善したい点があれば、その原因は何だったのか、そして、今後どのように改善していけるのか、などをぜひ一度じっくりと考えてみてください。
次回の発表会の選曲や練習計画の参考に、大いになると思います。
また、他の演奏者の演奏を聴くことも、自分自身を客観的に見る良い機会です。
「なぜこの曲は選んだのか?」「この曲の魅力はどこにあるのか」「聴き映えする曲はどんな曲なのか」など、様々な視点から聴いてみましょう。
他の人のプログラムのコメントも、参考になると思います。
自分のコメントは、どんなことを書こうかと悩んでしまうこともありますが、色々聞いた中で面白かったコメントを、次回の参考にすると良いですね。
舞台での立ち振る舞いについても、これまでの発表会前にもたくさん練習してきましたが
入退場時の歩き方や、お辞儀の仕方など、他の人の様子を観察してみましょう。
舞台での所作は、演奏だけでなく、聴衆への印象も大きく左右することが、よく分かると思います。
今回得た経験を、ぜひノートにまとめたり、レッスンで相談したりして、今後のピアノ学習に活かしてください。
大切なのは、ただ演奏することではなく、そこから何を学び、どう成長していくかということです。
発表会は、単なるイベントではなく、自分自身を成長させるための貴重な機会です。
今回の経験を活かして、これからもピアノを楽しんでくださいね。