日頃、生徒さんから、こんな質問をよくいただきます。
「私と同じ教本使っている生徒さんはいますか?」
「教本を選ぶ基準は何ですか。」
「このテクニックを習得するがとても難しいのですが、皆さんどうやって乗り越えていますか。」
「生徒さんによって、指導内容は変えていますか。」
「こんな時、他の人はどうやって乗り越えているんだろう?」「他の人にも、私と同じような声かけをしてるのかな?」
と、他の生徒さんのレッスンがどんな感じなのか気になる気持ち、とてもよく分かります。私も学生時代は、同じように感じていました。
さて、実際の私のレッスンではどのように指導しているのかというと、答えはとてもシンプルです。
何かを教える場合、「何をどこまで教えるのか」という問題に悩むことはよくあると思いますが
生徒さんは「ピアノを習うことで、こうなりたい。」という目的を持って教室に通ってくだいます。
その目的を叶えるために必要なことを教えるのが、私の役割だと思っています。
私が何を教えたいのかではなく、生徒さんの目的を最短距離で叶えるためには、何をどうやって教えれば良いのかを考えると
指導に迷うことはありません。
生徒さんそれぞれの目的と能力を考慮し、使用する教本やレッスン内容を決めているので
使う教本は生徒さんによって違いますし、同じ教本を使っていても、教える内容は皆さん異なります。
そして、生徒さんには「ピアノを習うことでどうなりたいのか」という目的を常に明確に持ち
今どれくらい達成できていて、足りない部分はどうすれば克服できるのかを、主体的に考え行動できる人になって欲しいと思います。
たとえやり方や方向性が間違ってしまっても、レッスンがあるから大丈夫!
失敗を恐れずに、一緒にどんどんレベルアップしていきましょう♪