先週末は、旭堂楽器店の合同発表会でした。
参加された生徒のみなさん、本当にお疲れさまでした。
今回も最高級ピアノ「ベヒシュタイン」を演奏させていただき、生徒さんからも
「ベヒシュタインを弾ける機会はなかなかないので嬉しいです!」というお声をいただきました。
老舗楽器店ならではの素晴らしい環境、そして前日リハーサルまでご用意いただいたことに心から感謝いたします。
終演後には、
「もっと上手になりたい!」
「気持ちよく演奏できました!」
「大学へ行っても、大人になってもピアノをずっと続けたいです!」
「とても楽しかったです!」
など、嬉しい感想をたくさんいただきました。
ステージで一人ひとりが生き生きと演奏し、演奏後には達成感や充実感に満ちた表情を見せてくれたことが、私にとっても何より嬉しい時間でした。
発表会は生徒さんが最も成長できる機会の一つです。
本番に向けてコツコツ練習を積み重ねること、舞台に慣れていくことももちろん大切ですが、それ以上に大事なのは「今回の経験を次にどう生かすか」という振り返りです。
発表会の後は
・練習どおりに弾けたか
・緊張したか
・先生や家族に褒めてもらえた
と振り返り、「次も頑張ろう!」と気持ちを新たにする生徒さんが多いと思います。
中には「思うように演奏できなかった」と落ち込んでしまい、一度リセットしたくなる人もいるかもしれません。
ですが私は、発表会は演奏を終えたら終わりではないと考えています。うまくいったことも悔しかったことも含め、その経験のすべてがこれからの演奏を豊かにする大切な財産になっていくからです。
そのため、次回のレッスンでは、今回の発表会を生徒さんと一緒に振り返り、「この経験を次にどうつなげていくか」をお話ししたいと思います。
具体的には
・成長と課題の確認(前回の発表会と比べて伸びたところ・これからの課題)
・プロセスの振り返り(選曲の難易度、練習期間や練習量は適切だったか)
・具体的な改善策(反省点に対して、発表会の準備期間や練習量を増やせば解決できるのか、それとも日頃の基礎力や練習内容を見直す必要があるのか)
などです。
もちろん、こうした分析は講師である私も常に考えています。
しかし、生徒さん自身が自分の演奏を振り返り、「次はこうしよう!」と考える習慣が身につくと、上達のスピードは劇的に変わります。
私は普段のレッスンでも、生徒さん一人ひとりの「やってみたい」という気持ちを大切にしたいと思っています。だからこそ、ピアノを通して「自分で考え、自分で目標を立て、自主的に取り組む力」をゆっくり育んでいきたいです。
今回の発表会で得たたくさんの経験を、ぜひ次の一歩へつなげていきましょう!
これからも、みなさんの変化と成長がとても楽しみです。