今週のレッスンでは、生徒さんたちと発表会の演奏を振り返っています。
⚪︎演奏の成長やこれからの課題
⚪︎発表会までの準備の進め方
⚪︎次に向けた改善点
などについて、一人ひとりとお話ししています。
さて、そもそも本番では、練習のときの演奏を100とした場合、何%くらい発揮できたら成功だと思いますか?
本番の「現実的なライン」とは?
演奏は筆記試験とは違い、その場で考え直したり、やり直したりすることができません。一度音にしてしまったら取り消すことはできず、そのまま最後まで弾き続けるしかありませんよね。
私自身の経験や音楽仲間の話、そしてこれまでの生徒さんたちの様子を振り返ってみても
⚪︎80% の力が発揮できれば、かなり成功!
⚪︎70% 弾けたなら、ひとまずOKライン
⚪︎50% くらいだと、さすがに悔しさが残る…
という印象です。
逆に90%以上、あるいは「いつも通り弾けた!」というのは、実は奇跡に近いことだと思います。もちろん、そういう日もありますが、毎回それを期待するのはなかなか難しいものです。
もし「本番でもいつも通り弾けるのが普通」と思っていると、少し崩れただけでも大きく動揺してしまいます。
でも、「本番では80%出せたら十分成功」という現実を知っておくと、多少のミスや予想外の出来事があっても落ち着いて最後まで演奏しやすくなります。
本番の成功率を上げるための練習法
では、その成功率を上げるにはどうすればよいのでしょうか。
大切なのは、本番で予期しないアクシデントが起きても対応できる力をつけておくことです。
例えば
・暗譜を細かく確認する
・テンポを自在にコントロールできるようにする
・どこからでも弾き始められるようにする
・多少集中が乱れても最後まで演奏できるようにする
といった、細部まで詰めていく練習が大切です。
さらに、良い演奏を目指すためには、準備のスタート段階もとても重要です。
練習内容やスケジュールをしっかり計画し、「本番で80を出すために、練習では100ではなく120まで仕上げる!」くらいの気持ちで取り組めると、納得のいく演奏ができる可能性はぐっと高まります。
そして何より、今回の経験はすべて次につながります。
うまくいったことも、思うようにいかなかったことも、次の目標を立てるための大切な材料です。
ぜひ、ご自身の演奏をじっくり振り返り、「自分は本番でどんな傾向があるのか」「次は何を強化したいのか」を分析してみてください。それが、次のステップへの大きな力になります♪